明るい兆し




何かの間違いであって欲しい・・・




7月26日早朝。

突然だった。
ももの様子がおかしい。
歩くことはおろか立つこともできない。
抱きかかえ立たせてもフニャフニャと潰れてしまう。

幸い眼振や斜頸は無い。
力無く前足が滑り左右に開く。

ついに寝たきり生活となってしまうのか。
覚悟はしていたがイザ現実となると受け入れがたい。
ハーネスで吊り歩かせようとしたが全く駄目だった。

屋外での排泄を諦め、寝たままでの排泄の準備をする。
・・・と同時に足腰のマッサージと足裏のケア(保湿など)を行う。

悪くても現状を維持したい。
様子を見ながらリハビリ(ハーネスで体を支えて立たせるなど)も始めた。


こんな状況でも本犬はニコニコとご機嫌なのが救いである。
体調は良いようだ。




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- 昨日夕方の富士山 -






準備はしたが寝たままの排泄は簡単にはいかない。
ももの場合うんPは寝たままでできるがチーは難しい)
結局ハーネスで体(30数kg)を吊り下げて屋外に連れて行く。

この作業はももも私達にも負担が大きい。
暑い季節。
お互い疲れ果てて部屋に戻る。
心臓も心配である。
屋内で排泄(チー)が出来なくなったことを心底悔やむ。




◇◇◇




3日目、下痢をおこした。
おそらくストレスが原因の神経性の下痢。
チーの回数も極端に少なくなる。(21時間に1回ペース)
食欲も無い。

食事制限などで様子を見ることにする。


実は明るい兆しが見えたのはこの下痢になった時。
ももの部屋から「カツカツ」と足音が聞こえてきた。
「今直ぐトイレに行きたい!」と誘いに来るもも
なんと一人で立ち上がりサポート無しで歩いている。




◇◇◇




今日。
10日経過。

下痢は2日程で治まり、食欲も戻ってきた。
チーの回数もまだまだ少ないが増えてきた。(今日は10時間に1回ペース)

食事中や移動する時はハーネスでサポートします。
倒れそうになる時にチョット支える程度。
歩ける時間も長くなってきた。
ご近所の匂いチェックもしたいと言う。
足取りもシッカリしてきたと思う。




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- 昨日の夕食後 爆睡中 -





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