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 img1 迷子に備えて


万が一迷子になった場合でも飼い主さんの手元に戻ってくる可能性を少しでも高くする方法です。
迷子になってからでは手遅れです。予め準備しておきましょう。

◆一番確実な方法

 『“鑑札”及び“狂犬病予防注射済票”をわんこの首輪やハーネスに付ける』

鑑札に刻印されている番号はわんこと飼い主さんを公に結びつけている戸籍です。
迷子になった場合の大きな手がかりになります。
狂犬病予防注射済票は狂犬病の予防接種を受けた事の証明になります。
保健所に保護された場合、“鑑札”及び“狂犬病予防注射済票”が付いていないと野良犬(狂犬病の可能性が有る)と同じ扱い(公示後処分)となる可能性があります。


◆最低でも実施して欲しい方法

 『IDタグや首輪に書き込む』

わんこの首輪に“鑑札”や“狂犬病予防注射済票”を付ける事に強い抵抗がある場合は、IDタグや首輪に鑑札番号・狂犬病予防接済番号・連絡先を消えないように書き込みます。

 例: 犬鑑札番号 平成xx年度 第xxxxx号 xx県 xx町
     狂犬病予防接種済 平成xx年度 第xxxx号 xx県 xx町
        電話 055-XXX-XXXX 金田

長くて大変かもしれませんが"畜犬登録&予防接種済”であることをアピールしましょう。
一般の方が保護して下さった場合を想定するならば連絡先(電話番号等)だけでも良いかもしれませんが、事務的な保健所に保護された場合を想定したささやかな対策です。

※保健所によっては噛みつき事故を恐れ、首輪を外してまでして連絡先を探さないケースも有る様です。


◆今後浸透して欲しい方法

 『マイクロチップを埋め込む』

最近話題となっている方法です。
情報(識別番号)の書き込まれた小さなマイクロチップ(直径2mm×長さ10mm程)を注射器の様な物で体内に埋め込みます。このマイクロチップに書かれた情報は体外から(非接触で)リーダー(読みとり機械)を使って読みとる事ができます。
普及すれば首輪等と違い外れる心配も無く、確実にわんこに情報を持たせる事ができます。

・異物を体内に埋める事への抵抗。
・リーダー(読みとり機械)の普及遅れ。
・管理されている様な錯覚。
・高い費用(病院で1〜2万円だそうです)。

など解決しなければならない問題点は残っていますが、普及して欲しい手段だと思っています。
類似策として識別番号等の入墨をする方法も有るようです。

※識別番号には
・飼い主の情報(飼い主の氏名/住所/電話番号/その他)
・動物の情報(動物種/種類/毛色/性別/呼び名/疾患履歴/OFA検査履歴/その他)
・獣医師情報(獣医師名/所属獣医師会/獣医師住所/電話番号/その他)
などを登録しておくことができます。


◆その他の備え

 『特徴が伝わる写真を何枚か撮っておく』
 『特徴(毛色・模様・傷跡・癖・特技・生年月日・身体のサイズ・その他思いつくもの)をメモしておく』
 『鑑札と狂犬病予防注射済票の番号を控えておく』

迷子捜しを速やかに行う為の準備です。
迷子捜しは時間との勝負です。一刻も早く作業を行うためにも予め準備しておきましょう。



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